永遠の幸せを
デスクにある小さな袋に入った玩具を美果ちゃんに渡しながら、気を逸らし、診察をする。
ちょっとした小さな子供を診察する医者のテクニックだ。
「えらかったね・・・」
笑顔で頭を撫でてて、瑠果に結果を説明する。
「喉は腫れてないし、単なる知恵熱です。安心してください。お母さん」
「ありがとうございます」
「…カルテを書きますので外でお待ちください」
「あのう・・・ 私の姉の美紅とはどういう関係ですか?」
「る、瑠果っ!!?」
私は瑠果の突拍子もない行動に驚いた。
「…お友達です。夏目さんは美紅さんの妹さんだったですね。他人の空似かと思っていました」
ちょっとした小さな子供を診察する医者のテクニックだ。
「えらかったね・・・」
笑顔で頭を撫でてて、瑠果に結果を説明する。
「喉は腫れてないし、単なる知恵熱です。安心してください。お母さん」
「ありがとうございます」
「…カルテを書きますので外でお待ちください」
「あのう・・・ 私の姉の美紅とはどういう関係ですか?」
「る、瑠果っ!!?」
私は瑠果の突拍子もない行動に驚いた。
「…お友達です。夏目さんは美紅さんの妹さんだったですね。他人の空似かと思っていました」