永遠の幸せを
彼は冷静に瑠果に返していたけど、私の動揺は隠せなかった。



「お友達ね…付き合っているんでしょ?美紅」


1階の精算機で診察代の精算を終え、自動扉を潜って外に出た。



私のバックの中のスマホがブーブーと振動する。



諏訪部さんから初めてメールが来た。




『昼メシ…どう?』


簡単なメールだったーーー・・・



「誰から?」



「…諏訪部先生…」




「私は上の子の幼稚園のお迎えもあるし、帰るわ」



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