永遠の幸せを
「ねぇ?瑠果…お父さんやお母さんには私の方から話するから・・・内緒にしておいてね」



「わかってる・・・」


瑠果はぐずる美果ちゃんをあやしながら、駐車場に向かった。


* * *


ランチの場所は院内の食堂だった。


「…今日は休日か?」



「うん。この間土曜日出勤した…振替」


「ふーん…お前も忙しいな…」



「そうだ・・・」



私は埋まった署名の紙を諏訪部さんに渡した。



「ありがとう」



 
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