永遠の幸せを
歯列を割られて、彼の舌が私の舌を絡む。


身体の芯が熱くなる。



彼の舌が私の身体の力を吸い取っていくかのように、力が抜けていく。

膝に力も入らず、身体は彼の腕で支えもらっていた。



情熱的な彼のキスに心地よさを感じる。


あっさりとキスは解かれてしまった。



私は彼のキスに少し抗議した目を向けるが…彼は動じない。


「嫌だった?」


「嫌じゃない…」



「俺と付き合え…そうしたらいくらでもこんなキスはしてやる」
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