3秒小説
ひゃくよんじゅうなな


朝、満員のバスに乗って学校へ向かう途中、


車内で首のちぎれた赤ん坊を背負う母親を見た。


・・・・・・なんで誰も騒がないの?


その時、母親が、ぐるんと、わたしのほうを向いた。




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