3秒小説
にひゃくじゅうに


夜、家の電話が鳴った。


電話に出たが、相手は無言だった。イタズラか?


十秒程沈黙が続いたあと、突然、


「おまえの家の下に埋まっているんだよ」


という低い声が聞こえて、電話が切れた。


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