3秒小説
にひゃくろくじゅう


夕方、お風呂に入ったときのことだ。


湯船の中に、黒いなんだかよくわからないものがいた。


それは、ぎゅう、とのびてきて、わたしの足に巻きついた。


ちくり、と何かが刺さった。




< 260 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop