3秒小説
よんひゃくじゅう


昼間、街中の道脇で、全身にたくさんの包帯を巻いた美少女が、立て看板を持って立っているのを見た。


看板には、こう書かれていた。


「誰か私を噛んでください」








彼女の包帯の下を想像して、気分が悪くなった。


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