3秒小説
よんひゃくななじゅう
転校したばかりの土地で、新しくできた友達といっしょに登校していると、
全身が穴だらけになった死体が道に転がっているのを見た。
通行人は、無反応にその横を通り過ぎる。
「この土地は呪われてるからね。毎日誰かがあーなるの。まー、しゃーないよ」
そう言って笑う友達のうなじに、穴が開いているのを見つけた。