3秒小説
ごひゃくにじゅうさん


「牛さんの気持ちに、なってみようか」


と、ある日、先生が教室で言った。


「食べられる、牛さんの気持ちになってみようか」


先生は、カバンの中から、鉈を取り出した。


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