3秒小説
ごじゅうなな


塾帰りの夜、公園のベンチで休んでいると、



顔をまっ黒に塗りつぶした男が、注射器を持ってわたしの前に立った。







「おまえにしよう」




< 57 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop