3秒小説
ろっぴゃくよんじゅうよん


登校中、路地裏で、浮浪者の死体を見つけた。右手で触ってみると、まだあたたかかった。


夜、右手がひとりでに動いて、私の首を強く絞めつけた。薄れゆく意識の中、死体が仲間を欲しがってるんだな、と思っ





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