3秒小説
ななひゃくにじゅうはち


教室で、友人が頭を強くふりまわしていた。


どうしたの、と聞くと、私をふったあいつの記憶を頭から追い出してるの、と返事があった。


ああ、ショックでおかしくなったのねと思ったとき、




彼女の耳から、男の腕がはみだしてきた。








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