3秒小説
ななひゃくななじゅうさん


朝、家の前に、髪の毛と生爪が、ごっそりと落ちていた。


気持ち悪いので、すぐに掃除した。




夜、頭と両手に包帯を巻いた女が、
「返せよお」
と、うめきながら、訪ねてきた。


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