3秒小説
ななじゅうはち


彼が手料理のパスタを作ってくれた。おいしくいただくと、さっきまで笑っていた彼の表情が急に冷たくなった。


「・・・・・・食べたな」




五年前に、私のイジメのせいで自殺した娘の兄が、彼だということを、その時の私は知らず・・・・・・・・・・・・食べ・・・・・・体・・・・・・痺れ・・・・・・
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