3秒小説
はっぴゃくななじゅうきゅう
夕方、学校からの帰り道、うつ伏せになったまま、這って進むサラリーマン風の男性を見た。ずり、ずり、と顔面をアスファルトにこすりつけている。血の跡が、彼の後ろに長くのびている。
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