3秒小説
はっぴゃくきゅうじゅう
わたしの家に、腕男が出た。
首から下に、腕一本だけが生えた男だ。
これを逃がすと、不幸になるらしいので、逃がさないよう、両目を潰して家で飼うことになった。
ジャンケンで負けて、わたしの部屋で世話をすることになった。
いやだなあ。
首から下に、腕一本だけが生えた男だ。
これを逃がすと、不幸になるらしいので、逃がさないよう、両目を潰して家で飼うことになった。
ジャンケンで負けて、わたしの部屋で世話をすることになった。
いやだなあ。