3秒小説
はっぴゃくきゅうじゅうさん
放課後、

泣きそうな顔の老婆が、教室の窓の外から、わたしを見つめていた。


・・・・・・ここ、4階だよね?


がしゃんと、老婆は顔を窓ガラスにぶつけた。


異様に長い胴体が見えた。
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