ずっと大好き…この恋は永遠…
「そうだけど…なんで知ってるの?」
「今日教習中、たまたま南商の前通った時、正面階段から2人で降りてきたの見たから。
大丈夫だったか?」
心配する浅井の言葉にみのりが南商での出来事を回想して…
そして恥ずかしそうに顔を赤くした。
「えっ…転びそうになったの見てたの?
なんでそんなタイミングで来るの?!
一瞬だったのに〜…」
なんとなく永井との事でも聞こうかと思った浅井だったが…
永井に支えられた事なんかまったく気にしていない様子のみのりに、聞くのを止めた。
「ケーキ買ってきたんだ。
お祝いしよ?」
たった1件ノルマが取れただけなのに大げさにも取れるみのりのはしゃぎように、浅井が笑みをこぼしながらテーブルに移った。
「つぅか、夕飯は?
ケーキはデザートだろ」
「…でもあたし何も作れないし」
「オレ、みのりの作ったオムライスが食べたい」
浅井の言葉に、みのりがうれしそうに頷いた。
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