ずっと大好き…この恋は永遠…



「あっ…浅井さ……ん…っ」


「…みのり、今何時?」


みのりの唇を解放した浅井の唇が、みのりの頬を伝って耳に移る。


甘噛みされて甘い痺れを感じながら、みのりが部屋の時計を探す。


その間も浅井の唇や指が止まる事はなくて…


「…あ、…ん……やっ…待って……」


耳には唇で丁寧に愛撫しながら、浅井が服の裾から中に手を入れる。


「…何時?」


「あ…っ…18時…40分」


みのりがやっと答えた時間に、浅井がピタリと指を止める。


そしてみのりを見て、片頬を上げた。


「食事までまだ時間あるな…

…どうしよっか」


ここまでしときながら選択を任せる浅井を、みのりが赤くなった顔で見つめる。


じっと困った表情で見つめても、浅井はにっと笑みを浮かべているだけで助け船は出してくれなくて…

みのりがきゅっと唇を噛み締める。




「…ベッド…行きたい…」


「よくできました」


いつかと同じようなやり取りに、いつかと同じお姫様抱っこ。


ただ違うのは…


みのりの指に光る指輪―――…



2人の永遠が約束された証の、指輪―――…



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