涙の殺し屋


今日はピンクの半袖のTシャツに長めの黒手袋、そして水色のスカートと少し夏らしさをだしてみた



「久しぶりのショッピング!」



『そんなに嬉しいか?』


「え?だって半年ぶりだよ?嬉しくないわけがないよー!!」



いそいで店の中へ入る



『いろいろ変わったなこの店』



「まー、半年もきてなかったら少しは変わるよ~」



『確かにな~、これいいんじゃないのか?ワシこれ好きだぞ?』


「どれどれ?」



見るとネコのしっぽのはえたズボンがあった


「可愛い!」


『だろ?じゃ上の服もネコ柄とかどうだ??』


「それいい!!早速探すかー」


『お!あったぞ!!狐涙!あの端っこ絶対猫だ』



見ると冬物値下げという棚にネコの耳をはやした白いパーカーを見つた



『「これだ!!」』


『絶対ワシらこのために来た!』


「そうそう!!絶対そう!!」


上下で3万円‥ま、いいか~とパンパンな財布からお札をだした


そのパンパンな財布に店員がとても驚いている顔をしていたがそれはいつものことで気にもしなかった




< 32 / 55 >

この作品をシェア

pagetop