涙の殺し屋


「あ、すみませんありがとうございます!」


「「いえいえ、いいんっスよ!一応これ全部です!」」


ジッとその男の人を見ると動揺しながら



「「いや!本当っスよ!!盗んでいません!」」



「あ、いや!そういうことじゃなくて」


久しぶりにこういう人助けする少年をみた


『今どき珍しい人間だな』


リュークが興味深々で言っていた


「「あの‥」」


「はい?」


「「珍しいっスね‥髪‥」」


「ん~?そうー‥ですか?」



「「もとからなんスか?」」



「え?‥あーまぁそんなところです」


「「そーなんっスか!?」」


リュークが入ってから髪の毛は紫色に
右手は悪魔の手となった




< 35 / 55 >

この作品をシェア

pagetop