二人のアトリエ
タイトル未編集
あたしは中学三年生の田中美恋。みれんって呼ばれることが多いけど、みこっていいます。
「おはよう。美恋」
あたしの机に手をついて朝の挨拶をしたのは大親友の美琴。すごくモテモテで男子からも女子からも人気の女の子。
「どうよ、部活。人数集まった?」
あたしが所属するのは美術部。この学校は運動部中心だから毎年美術部は崖っぷち。
「全然。はぁー・・・そろそろヤバイかな」
部員確保しないと。
そうそう、部員少なくても一応小さなアトリエは存在する。ホント倉庫くらいしかないんだけど・・・雨漏りもひどいしね。
いつかあたしはあのアトリエで好きな人に告白するんだ。あたしがそう決めたから絶対そうしてやる!!
「燃えてるね、美恋」
ありゃ?心の声聞こえてた?美琴も相当のエスパーだね。
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