MEMORY-君と過ごした夏-





今までは、一人でも平気だった。

仲良く友達ごっこしてる奴らのことを馬鹿にして、一匹狼気取ってた。



―――でも―――





蒼太に出会って、私は人間の温かさを知ってしまった。





だから、ねえ…蒼太……










「助けてよぉ……………蒼太ぁ…………」





つらいよ。


苦しいよ。






助けてよ、蒼太。







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