Bond〜失せる事ない繋がり〜
千「え、そんな時から居たの?気付かなかったよ。」
沖「ふふっ、土方さんって影が薄いですよね♪」
土「てめぇら………本人の前でよくそこまで言えるな?」
沖「じゃあ千栗ちゃん、そろそろ下に行こうか。刀の音も聞こえないことだし。」
千「そうだな、行こうか。」
僕と沖田は、宮部にもう一度手を合わせると、部屋をあとにした。
……………勿論、土方を置き去りに。
土「だから、いちいち置いてくなぁぁあ!!」
そんな土方の叫びを聞きながら、僕らは階段上まで来ていた。