Bond〜失せる事ない繋がり〜
千「なぁ、総司。どうして土方が来るわけ?近藤さんは?」
土「俺で悪かったな。近藤さんは今、出掛けてるんだよ。」
総「だから、土方さんは近藤さんの代わりです。」
にっこり笑う総司に、僕は嫌な顔をした。
千「有り得ない。土方が近藤さんの代わりとか、近藤さんの株が下がる。」
土「何だよ、その言い草は。よっぽど俺が嫌だったってか?」
千「あぁ、超嫌だね。」
僕はそっぽを向くと、目を閉じた。
本当は、嬉しかった。
皆が、自分のこと心配してくれてるのが分かったから。