Bond〜失せる事ない繋がり〜
僕は原田の返事を待たずに、沖田の腕をつかんで部屋を出ていった。
原「千栗、覚えてろぉぉぉおお!!!!」
背中越しに原田の叫びが聞こえたのは、空耳であろう一一一一一一一
その後、僕らは中庭に来ていた。
千「さぁ沖田、早速だが理由を聞かせてもらおうか。」
沖「素振りが多い理由?」
千「それ以外に何があるってんだよ。」
沖「…………………無いですね。」
千「…………………………。」
沖「………はぁ。千栗ちゃんさ、稽古できないでしょ?他の新人隊士って、稽古してるんだよね〜」
千「つまり稽古分の素振りがあるって訳?」
沖「ご名答♪」