Bond〜失せる事ない繋がり〜




それから僕は毎日、竹刀を振り続けた。


最初は1日かけて300回を終わらせていたが。


しかし、いつの間にか朝だけで300回を終わらせれるようになっていた。


そして、素振りが安定するようになってから数日後、沖田が木刀を持ってきた。





沖「千栗ちゃん!!」


千「ん?沖田か。どうしたんだ?」


沖「そろそろ、木刀を使わないかと思いまして♪」


千「…………………木刀を?」


沖「えぇ!!」


千「…………………。」


僕は、何も言わずに沖田が持っている木刀と、自分が持っている竹刀を交換した。




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