Bond〜失せる事ない繋がり〜
暫く歩くと、沖田の部屋に着いた。
千「沖田、入るぞ。」
沖「どーぞー。」
一一一一一ガラガラ
戸を開けると、沖田は刀を触っていた。
沖「土方さんの声が聞こえたんで、そろそろ千栗ちゃんが来ると思ってました。」
千「それが、僕だってよく分かったね。」
沖「だって、土方さんを怒らせるのって僕が千栗ちゃんでしょ?」
千「……………確かに。」
僕は納得したあと、隊服を貰ったことを沖田に告げた。
沖「あ、そんなんですか。でも、今日の巡察は着ないよ?」
千「へ?そうなのか………」
僕は不思議に思ったが、隊服を着ないで巡察に行くことにした。