星屑恋夜~【恭&綾シリーズ】3~LAST STORY
「子供扱いだなんて――」
綾も恭司の後を付いていくようにカウンターへ向かい、腰を掛ける。
「子供扱いと一緒だよ。俺が何を言っても、何をしても動じない顔でかわしてた」
「だって、十歳も年が違うし、それに恭は未成年だったもの」
恭司は紅茶を二つ作り、一つのカップを綾の前に出した。
「今でも紅茶派?」
「うん」
笑いながら綾がカップを受け取る。
「恭も?」
「紅茶のほうが好きだけど、仕事でコーヒーを飲むことの方が増えたね」
「そっかぁ」
「コーヒーを飲むごとにおじさんになっていくような気がする」
「まさかっ」
綾が声を出して笑う。
綾も恭司の後を付いていくようにカウンターへ向かい、腰を掛ける。
「子供扱いと一緒だよ。俺が何を言っても、何をしても動じない顔でかわしてた」
「だって、十歳も年が違うし、それに恭は未成年だったもの」
恭司は紅茶を二つ作り、一つのカップを綾の前に出した。
「今でも紅茶派?」
「うん」
笑いながら綾がカップを受け取る。
「恭も?」
「紅茶のほうが好きだけど、仕事でコーヒーを飲むことの方が増えたね」
「そっかぁ」
「コーヒーを飲むごとにおじさんになっていくような気がする」
「まさかっ」
綾が声を出して笑う。