星屑恋夜~【恭&綾シリーズ】3~LAST STORY


「あのコにもそう思ってもらえるように、この機会を無駄にしちゃ駄目よ」

「えっ」

「上野百合に。そして綾さんにとってもそうなれば、もっと素敵なことだと思わない?」


夜の病室の中でも、静はいつもの静らしく前向きだ。

康則が彼女に惚れ込んでいることに納得出来る。

大輔は頷きながら「そうだね」と言った。


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