a month Lovestory
こうして、お互いの名前を教え合い、少
し時間がたった。

「あ、そういえば…川口さんって、いつも図書室にいるの?」

へっ?な、なんで…ま、まさか!!

あの時気づいてた!?

「あ〜、えっと、まぁ…よく行きますね…。」

少し曖昧に応えてみる。すると、先生は図書室に行きたいと言い出した。

勘弁してくださいよ〜。トホホ…。

こうして、次の目的地は図書室となった。

思っているよりも先生は移動中は静かでありがたかった。
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