キミと過ごした7日間
「今日は俺が最初から作ってあげたよー」
そう自慢気に言う徹さんを見て少しだけ可愛かったのは内緒。
「あ、そうだ徹さん!」
そう言うとご飯を食べようとしていた徹さんの箸が止まった。
「?」
「徹」
「へ?」
「徹って呼んで。同い年なんだし。」
「んー…わかった。じゃああたしも柚って呼んで?みんなに柚って呼ばれてるし」
「えー?俺は柚奈って呼びたいかも」
「なっ?!/////」
急に名前で呼ばれて柄にもなく顔が真っ赤になってしまう。
「顔真っ赤!」
「だって急に名前いうから!しかも、かもってなによ!かもって!」
「かもはかもだって、ばーか」
「ばっ!徹に言われたくありませんー!」
「俺もー!柚に言われたくないー」
“柚”の呼び方に少しだけさみしさを覚えた。
あたしがなんでなのかに気づくのは、もうちょっとあとになってから。
そう自慢気に言う徹さんを見て少しだけ可愛かったのは内緒。
「あ、そうだ徹さん!」
そう言うとご飯を食べようとしていた徹さんの箸が止まった。
「?」
「徹」
「へ?」
「徹って呼んで。同い年なんだし。」
「んー…わかった。じゃああたしも柚って呼んで?みんなに柚って呼ばれてるし」
「えー?俺は柚奈って呼びたいかも」
「なっ?!/////」
急に名前で呼ばれて柄にもなく顔が真っ赤になってしまう。
「顔真っ赤!」
「だって急に名前いうから!しかも、かもってなによ!かもって!」
「かもはかもだって、ばーか」
「ばっ!徹に言われたくありませんー!」
「俺もー!柚に言われたくないー」
“柚”の呼び方に少しだけさみしさを覚えた。
あたしがなんでなのかに気づくのは、もうちょっとあとになってから。