キミと過ごした7日間
部屋を出ると徹はいつもの様子とまったく変わらなかった。

美味しい朝食。

そして雑談。

そして昼食。

適度な運動。(おにごっこ)

いつもと変わらない徹にあたしは少しいらついていた。

「っ!徹!」

「ん?何?」

「朝のあれ、なに?」

「あー…あれはなんとなくやっただけ」

「なんとなく?」

「うん、だめ?」

「うん、だめ」

「なんで?」

「…あたし変なんだもん!
徹に名前呼ばれるだけでなんかドキドキするしさ。
朝だって…」

そう言うと徹は顔を真っ赤にさせてうつむいていた。

「とおる?どうたの?」

あたしがそう聞くと徹は言った。
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