キミと過ごした7日間

六日目

生活の最終日。

明日は神様がくる日。

だけど、特別なこともせずに、2人でいつものように過ごしてた。

「ねぇ、徹。あのさ…「ねぇ、柚。」ん?何?」

「明日の事は俺が決めた。俺が決めちゃったことでいい?」

「うん。いいよ。」

「ん…ありがと」

そう言うと、徹は夕食の準備に取り掛かった。

徹のご飯…おいしかったなぁ。

これが徹と食べる最後のご飯なんだなぁ…

なんて考えてたら、目頭が熱くなってきたから、あたしは考えるのをやめた、
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