キミと過ごした7日間
『とうるくん、ママのとこおいでー』

『ままぁー』

ーーギュッ

『ままあったかーい』

『そぅー?』

『あっ!ちょおちょだぁー』

ーバッ

『あっ!…もう…』

ーートコトコトコトコ

『ちょおちょかわいいねぇままぁ』

『そうね……っとおる!危ない!』

とおるくんお母さんの目の先には、とおるんと、一人の女の子の姿があった。

ーードンっ

そして、その女の子ととおるくんがぶつかってしまった。

それは、あたしが今日みた夢と全く同じものだった。


「松葉柚奈、そして鈴木徹。ー…


お主らは魂が入れ替わっておるんじゃ…」

「「はぁぁぁぁーーーー?!」」

突然の神様の衝撃の告白に驚く。

「ちょっとまってよ!どうゆうこと?」

「ーー説明しよう。

お主らは、あの時に入れ替わってしまったのだ。その時、記憶を全て無くした。
そして、今までそのことに気付かずに生活してきたのじゃ。
だが、いつまでもそのままじゃあかんからのぉ…また交換しようってことになったんじゃ。でも、そうするといままでの全ての記憶がなくしてしまうからのぉ…お主らに決めさせようと思って。
じゃから、1週間あげるから2たりで決めるといい。1週間後わしがくるからゆっくりきめとくんじゃぞぉー」

神様は好き勝手言ってフッ…っと何処かへ行ってしまった。
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