俺様男子とラブ同居
友達のひとりがそう言って、俺達はコンビニに行くことになった。




「マジかよ」

「アハハ♪」

「ウケる〜」


コンビニに行く途中…

俺はみんなから少し後ろをダラダラと歩き、ぼんやりとみんなを観察していた。




ちょん…





その時、横から誰かに、軽く服を引っ張られた。




「あんまり喋らないんだネ」

「…!」


俺の服を引っ張ったのは、裕也がナンパした女のひとりだった。




「まあ…ね」

「私チエ。よろしく♪」

「…慶太」


自然に、その女と肩を並べて歩く俺。




「今、彼女いるの?」

「いない」

「ふーん。でもモテるでしょ?」

「いや…」


そんな会話をしていたら、コンビニが見えてきた…


その瞬間……



「っっっ!!!」


何気なく、コンビニに入ろうとする圭佑たちを見た時…

同じタイミングで、コンビニに入ろうとする、歩夢と栗原の姿が!



「っ!」


俺は、とっさにコンビニの横にある、ポストの裏に隠れる。

そしてそこから、歩夢たちの様子をうかがった。




な、なんで歩夢と栗原がここに!?


頭が混乱していると…




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