俺様男子とラブ同居
「うん。『未成年のくせに、そういうことしてる人嫌い』とか言われそう(汗)」

「アハハ。そんなこと言わないよー。まあ、私はお酒もタバコもしないけど、タメの人がそういうことしてても、別になんとも思わないよ」



むしろ、堂々とそういうことができる根性がすごいと思うけど。





「マジか。あー栗原とも、中学から仲良くなっとくんだったな。やっぱ、人は見た目じゃねえよ」

「ふふ♪」


正直嬉しかった。

私も、日野くんと中学のとき、仲良くなってれば良かったと思ったから。





「あ、勘違いすんなよ!?お前は別に、中学のとき暗くて真面目だったから、俺はお前に話しかけなかったわけじゃねえからな!?」


っ!


タバコの火を消しながら、真面目な顔をして言う日野くん。




「……ぷ、ハハハッ」


そんな日野くんを見て、思わず私は吹き出してしまった。




「大丈夫、そんなこと気にしてないから♪」

「俺が言ったのは、中学の頃はあくまでも、俺とお前のキャラが違い過ぎたってことだからな?」

「ハイハイ♪」

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