俺様男子とラブ同居
私は貴斗先輩のメールを読み、返事を返した。




「ねえ…貴斗先輩ってさ・・歩夢のこと好きなんじゃないの?」

「はぁ!!?」


彩の言葉に、思わず大声をあげてしまう。




「だってさ〜……毎日メールしてるんでしょ?それに、少しでも好意がなかったら、メールなんてしなくない?」

「…そ、そうかなぁ」


私、異性とメールするのとか初めてだから…よくわかんないけど・・

友達だったら、メールくらいするんじゃないの?




「もしさ…もしだよ?坂本先輩が、告ってきたらどうする…?」

「えっ」


肘をついて、私をじっと見つめる彩。




「…ど、どうするって……そんなこと、あるわけないでしょ(汗)」

「そんなことわかんないじゃん!それに、“もし"ってちゃんと前置きしたし…」

「あ、そっか…(汗)」


そうでしたね…




「どうなの?」

「…そんなの・・断るに決まってんじゃん」


私は、慶太が好きなんだから…




「そっか。そうだよね♪」

「うん」


そうですよっ!



「じゃあ、逆に質問してもいい?」

「!」


私は少し意地悪な気持ちで、彩に聞いた。
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