俺様男子とラブ同居
出迎えてくれた栄治が、そう言いながら苦笑いをする。



「わかってるよー。…あ、慶太いる?」

「うん、部屋にいるぞ」


私は靴を片付けて、2階へ駆け上がった。

そして、真っ先に慶太の部屋のドアをノックする。




コンコンコンコン!


いつもより、ドアをノックする回数が多い(笑)




ガチャ


「!」

「…んだよ、うるせえな(汗)」


ボリボリと首筋を掻きながら、部屋から慶太が出てくる。





「ねえ!今度の日曜日さ〜」

「花火大会だろ?」


え…




私より先に、慶太の方から花火大会のことを言ってくる。




「なんで知ってるの!?」

「今、圭佑からメールきたから」




彩ってば、もう圭佑くんに花火大会のこと話したんだ!

もう〜かわいいな♡




「花火大会、慶太も行くでしょ!?」

「……ま、強制だろ(汗)?」

「ふふ♪アタリ」


行かないとは、言わせないよー
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