俺様男子とラブ同居
「いつも全部食えなくて、残ったやつは俺に食わせるくせに…」

「う…(汗)だって、多いんだもん」

「いちご味じゃなくて、ブルーハワイにしろよ。だったら、残ったやつでも気持ちよく食ってやる」

「え〜ブルーハワイ嫌だ」


舌が、青くなる…(汗)



「かき氷は、ブルーハワイだろ」

「この前雑誌に書いてあったけど、かき氷のブルーハワイ派の人って、チャラいんだって」

「なんだよ、それ(汗)会話ズレてるぞ」



待ち合わせまで歩く間…慶太との会話は、途切れることはなかった。


恥ずかしい気持ちも、昔話をすれば自然に消えてしまう…

幼馴染みも、悪いとこだけじゃないと思った。




…………


「彩〜!」

「歩夢ー!」


待ち合わせ場所付近で、彩と圭佑くんを発見。

私と慶太は、2人に近づいた。




「彩かわいい♡」


彩の浴衣姿に、思わずドキッとしてしまう。

藍染めの紺色の浴衣は、彩にすごく似合っていて、なんだか大人の色気を感じた。



「歩夢の方がかわいいよ♡♡♡髪もアップにしたんだね♪」


私と彩のお決まりの、褒め合いタイムはほどほどにして……(笑)
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