俺様男子とラブ同居
周りを見渡して言う、慶太の首に下げているネックレスが揺れる。



かっこいい…

慶太ってば、夏だから少し肌も焼けたし……余計にかっこよくなってる。



幼馴染みなのに、こんなこと思うなんて変かな…

でも思うんだから、仕方ないよね!




「お♡焼きそば」




歩いている慶太の、足が止まった。

慶太の目線の先には、露店の焼きそば屋さんがある。




「慶太ーたこ焼き食うだろ?」


数メートル先の露店には、彩と圭佑くんの姿が。

その露店はたこ焼き屋さんで、見つけた圭佑くんが慶太に声をかけたみたい。




「ああ、頼むー」

「マヨ(マヨネーズ)かけるか?」

「かける。お前らは、焼きそば食う?」

「「食べる〜」」


慶太がそう聞くと、彩と圭佑くんが同時に声を出した。



あの2人、息ピッタリ!

本当にお似合い♡




「焼きそばを2つください」

「はいよー」


慶太が露店のおじさんに注文をして、焼きそばを受け取るまでの間…

私は周りにある露店を、キョロキョロと見渡す。




あんず飴に…

チョコバナナ…

わたあめ…



あ!

かき氷発見!!!



かき氷屋さんを見つけた私は、テンションが一気にあがる。
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