俺様男子とラブ同居
無言になる2人。

周りの席から、肉を焼く音や雑音がやけに耳についた。




「なん…だよ、急に…」




先に沈黙を破ったのは、慶太。




「い、いや…そういう話って、したことないなーと思って……」


お互い、なんだかぎこちない。




なに聞いてんの、私…

こんなこと…聞いてどうすんの?




「…別に・・いないけど……」


っ!


少し鼻で笑う慶太。




『別にいない』って、言ったよね?




「失礼しまーす!カルビとタンの2人前、お待たせいたしました〜」
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