俺様男子とラブ同居
それも含めて、女の子は楽しい。

私はコスプレをするのが初めてなので、なんだかすごく嬉しい気持ちになっていた。






「ただいま」


夜9時過ぎ

彩の家で、文化祭のお互いのコスプレのイメージを散々話したあと、家に帰宅。




「お帰り。遅かったね〜ご飯は?シチューあるよ?」


玄関で靴を脱いでいると、お母さんがリビングから出てきた。



「いらない。彩んちで、ごちそうになった」

「あら…申し訳ないわね」


カバンを廊下に置き、リビングに行くと…


栄治はビールを飲んでいて、慶太は夕飯を食べていた。




「ねえ、お母さんっ。ミシンってどこだっけ?」

「ミシン?」

「文化祭で使うから貸して〜」


冷蔵庫を開けて、飲み物を探す。

慶太はリビングのテーブルで、黙々と夕飯を食べていた。

それを横目で見ながら、冷蔵庫からペットボトルの緑茶を出す。
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