俺様男子とラブ同居
「文化祭で、私のクラスはオバケのコスプレして、駄菓子売るの!」

「へえ〜」

「…なんだそれ(汗)」




お母さんとの会話に、慶太が入って来た。




「駄菓子屋かお化け屋敷かで、クラスでモメて…じゃあ、両方やればいいじゃんってなったの」

「変わったクラスだな」


フッと、鼻で笑う慶太。

慶太と会話していることが嬉しい私だが、その嬉しさを隠すのに必死。




「慶太のクラスは、文化祭何やるの?」

「フリマだって」

「フリマって……フリーマーケット?」


バザーみたいなもんだよね。



「そう。俺のやることは特になし。ま、その方がラッキーだけど…」

「ふーん…」


慶太のクラスは、文化祭にあんまり気合い入ってないみたい。




「で?お前は、何のコスプレすんの?」

「!あ、えっと…デビル!」

「は?デビル(汗)?」


お母さんと慶太、あと少し離れた所にいる栄治まで、眉をしかめた(汗)



そうだよね(汗)

デビルって、なんかピンとこないよね。
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