俺様男子とラブ同居
「歩夢ちゃんも、かわいいじゃん」

「ハイハイ。いいですよ、気を使ってくれなくても(汗)」


私の言葉に、彩と圭佑くんが笑う。




「慶太は?」


何気なく、慶太のことを圭佑くんに聞く私。



もしかして…

学校来てないのかな?(汗)


文化祭なんか、面倒くさいって思ってるタイプだから慶太は…



「ああ…コレだよ」




圭佑くんは、タバコを吸うジェスチャーを見せた。



タバコ吸いに行ってるの!?

ってゆーか、学校でタバコ吸ってるの???


初めて知る事実に、驚きを隠せない。




「もうすぐ、戻ってくると思うよ?」

「でも、私たちもうすぐ行かないと…」


彩が、教室の時計を見る。



「そっか。私たち、お昼まで駄菓子売る係だもんね」

「じゃあ、それ終ったら合流して、4人で回ろうぜ!慶太にも言っとくよ」

「わかった〜」


私と彩は、圭佑くんと別れた。


私の頭の中は、慶太のタバコのことでいっぱい…


慶太ってば。

まだタバコやってたの!?


私の前では吸わないから、てっきり辞めたのかと思ってた。

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