俺様男子とラブ同居
モヤモヤしながらも教室に戻り、私と彩は、駄菓子が並べられている長いテーブルを前にして、売り子の仕事についた。
教室は真っ暗。
壁や周りの装飾は、お化け屋敷そのもの。
この変わったスタイルにつられて、お客さんがたくさん集まって来た。
オバケに扮装した生徒たちが、たまにお客さんを脅かしたりして、私たちのクラスは盛り上がりを見せていた。
「繁盛してるねー」
!
なくなった駄菓子を補充していると、聞き覚えのある声が聞こえる。
暗闇の中、目をこらして声がした方を見ると…
「先輩!」
声をかけてきたのは、貴斗先輩だった。
「へえ。これが、この前メールで話してたデビルか」
先輩は、上から下まで私を見てくる。
「み、見ないでくださいよっ」
「アハハ。いいじゃん」
クスクスと笑う、貴斗先輩。
先輩とは、相変わらずメールのやり取りが続いている。
だからか、学校で先輩に会わなくても、先輩の今の状況を知っているし、先輩も私のことを知っていた。
教室は真っ暗。
壁や周りの装飾は、お化け屋敷そのもの。
この変わったスタイルにつられて、お客さんがたくさん集まって来た。
オバケに扮装した生徒たちが、たまにお客さんを脅かしたりして、私たちのクラスは盛り上がりを見せていた。
「繁盛してるねー」
!
なくなった駄菓子を補充していると、聞き覚えのある声が聞こえる。
暗闇の中、目をこらして声がした方を見ると…
「先輩!」
声をかけてきたのは、貴斗先輩だった。
「へえ。これが、この前メールで話してたデビルか」
先輩は、上から下まで私を見てくる。
「み、見ないでくださいよっ」
「アハハ。いいじゃん」
クスクスと笑う、貴斗先輩。
先輩とは、相変わらずメールのやり取りが続いている。
だからか、学校で先輩に会わなくても、先輩の今の状況を知っているし、先輩も私のことを知っていた。