俺様男子とラブ同居
「………なに?」

「やる」

「へ?」

「早く手出せよ」

「あ…」


言われた通り、手を出す私。




ポン…





慶太は、私の手のひらに何かを置いた。

私は不思議に思いながらも、手のひらを覗く……





「え……これ…」


手のひらには、シンプルでかわいい、女用のアンクレットが…!




「慶太これって……あ、ちょっと!」


またどこかに行こうとする慶太を、引き止める私。





「……もーすぐ誕生日だろ」

「え?」


誕生日?

って……私の?だよね…??



あ、忘れてた!

来週、私の誕生日だ!
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