俺様男子とラブ同居
本当は、もっと早く帰りたかったんだけどね…

慶太のこと心配だったし。


でも、今日はお母さんが家にいるし…(慶太の看病で)

通知表見せるのが怖いから、わざと遅く帰るように仕向けた(笑)


あんまりいい成績じゃなかったから、絶対チクチク言われるに決まってる…

もう5時過ぎてるから、栄治も帰ってきてるよね?

きっと栄治がかばってくれる♪



軽い鼻歌を歌いながら、見えてきたわが家に目をやった。

その時…









え…………





体が止まった…

時間も止まった…

吹いていた、冷たい北風さえも…止まった気がした…




「……だ、れ?」






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