俺様男子とラブ同居
「すげえこと頼むよな、あの先生(汗)そんなことは普通、先生がやるよな?」

「ハハハ、大丈夫だよ♡私、学級委員だし!」


あ、そうか。

川村って、学級委員だったっけ…




「通知表は郵送するって!」

「……だったら、宿題も郵送で良くね(汗)?」

「ハハハ♪宿題は早めの方がいいと思ったんじゃない?」

「…ナルホドね(汗)」


俺は苦笑いしながら、川村から宿題のプリントを受け取った。




「具合はどう?大丈夫?」

「…熱は下がったけど、まだまだかな」

「そう…」


そんな話をしていた時…







ふと、数メートル先に目をやると…俺の川村のことを、じっと見てる奴がいた。


それは紛れもなく…

歩夢だった。




「………っ!」


歩夢は俺と目が合った瞬間、その場から離れて、家とは反対方向に走って行ってしまう。
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